■ ID
| 1385 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 加熱脱着-GC/MSによるディーゼル排気粒子中PAHsの分析 (第四報) ―低圧および常圧分級捕集のPAHs排出量の比較―
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■ 著者
| 柴田慶子
(株)いすゞ中央研究所 柳沢伸浩
(株)いすゞ中央研究所 塩谷健二
(株)いすゞ中央研究所 佐藤薫
(株)いすゞ中央研究所 坂本和彦
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第52回大気環境学会年会、平成23年9月14日 |
■ 抄録・要旨
| ディーゼル排気粒子を低圧分級捕集装置(LPI)ならびに常圧分級捕集装置(Nanosampler)により分級捕集し、粒子中4-6環の8種類のPAHsの排出傾向を測定した。常圧捕集のPAHs排出量と比較するため、低圧捕集の12段分を6段分に換算し、対応する粒径範囲ごとに比較した。後処理非装着条件における8PAHsの排出量の差がDp<0.1μm、<0.13μmで顕著であり、Nanosampler/LPIの比がBaA;5.5、CHR;9.8、BbF + BkF;6.7、BaP;5.0、IcdP;7.0、BghiP;33.2(DahAはLPI条件で不検出)であった。この差は両装置の捕集段による減圧の差が大きな要因であると推測された。他の粒径範囲における比は全体的に、Dp<0.1、<0.13μmの段よりも小さい傾向であった。LPIのDp<0.13μmの段では成分の揮発や損失がNanosamplerと比べて顕著であることが確認された。
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